目的
- システムの論理的な構造を明らかにします
- 抽出した分析クラスを整理し、管理を容易にします
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成果物関連
入力成果物リスト
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前準備
- 対象とする分析クラス図(分析シーケンス図が完成しているもの)を入手し、内容を理解しておきます
- モデリングツールを準備し、パッケージ図を作成できる環境を整えます
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作成手順
1 |
- トップレベルのパッケージ図を作成します。
- 機械的に「boundary」「control」「entity」「外部システム」のパッケージを配置し依存線を引きます。
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2 |
- 分析クラスのステレオタイプに合わせて、それぞれのパッケージに分析クラスを配置します。
- 個々のパッケージ内のクラスを責務に応じてグルーピングし、第2レベル以下のパッケージを作成し配置
- パッケージ内でクラス図を作成
- 関係は分析クラス図のものと同じ
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3 |
- パッケージ全体がわかるような図を作成します。
- この図は、厳密なUMLのパッケージ図ではありません。分かり易さを優先して書いています。
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ワンポイント・アドバイス
- 各パッケージは、相互依存、循環依存のないように作成します。
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チェック・ポイント
- トップレベルのパッケージは正しく作成できていますか?
- 第2レベル以降のパッケージには、適切に分析クラスが配置されていますか?
- 各パッケージの依存関係は適切ですか?
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参考情報
- クレーグ・ラーマン (著), 依田 智夫 他(監訳)「実践UML 第3版 オブジェクト指向分析設計と反復型開発入門」,ピアソンエデュケーション,2007年
- Grady Booch (Author), Robert A. Maksimchuk (Author), Michael W. Engel (Author)他「Object-Oriented Analysis and Design with Applications (3rd Edition) 」,Addison-Wesley Professional,2007年
- エリック・エヴァンス (著), 今関 剛 (監修)「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」翔泳社,2011年
- C.T. アーリントン (著),ウルシステムズ株式会社 (翻訳)「UMLによるエンタープライズJava開発」,翔泳社,2002年
- グラディ ブーチ (著), 羽生田 栄一 (翻訳),「UMLユーザーガイド」ピアソンエデュケーション,1999年
- ピーター コード (著), ジェフ デ・ルーカ (著), エリック レイフェイブル (著), Peter Coad (原著), Jeff De Luca (原著), Eric Lefebvre (原著), 依田 光江 (翻訳), 依田 智夫 (翻訳), 今野 睦 (翻訳)「Javaエンタープライズ・コンポーネント」,ピアソンエデュケーション,2000年
- フィリップ クルーシュテン (著), 藤井 拓 (翻訳)「ラショナル統一プロセス入門」,ピアソンエデュケーション,2001年
- イヴァー ヤコブソン (著), ジェームズ ランボー (著), グラディ ブーチ (著), 藤井 拓 (監修)「UMLによる統一ソフトウェア開発プロセス」,翔泳社,2000年
- Deepak Alur (監修), John Crupi (著), Dan Malks (著), 近棟 稔 (著)他「J2EEパターン 第2版」,日経BP社,2005年
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