目的
- 対象システムで扱うデータ項目(情報項目)の制約・要求等を明らかにします
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成果物関連
入力成果物リスト
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前準備
- 企画や現状調査結果、他の入力情報等、対象業務やシステムのあるべき姿(ToBe)に関する資料や情報を入手し、理解を深めておきます
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作成手順
1 |
- システムへの入力や出力となる情報を調査し、制約や要求を定義しておく必要があるデータ項目を特定します。
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2 |
- 個々のデータ項目についての制約や要求、情報源、利用想定箇所を記述します。
- 制約や要求は箇条書きで簡潔に記述
- 情報源が明らかでない場合は、「不明」として調査
- 利用想定箇所が不明な場合も、「不明」として確定後に更新
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3 |
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ワンポイント・アドバイス
- ここではあくまでデータ項目に関する「要求」を記述するに留めます。
- システムで具体的なデータの扱い方(「型」やその他の制約)は、データモデルやUI設計の中で確定します。
- 可能な限り概念モデルやユースケース記述等で使われている言葉を用いて記述します。
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チェック・ポイント
- 要求や制約を記述しておく必要があるデータ項目(情報項目)が漏れなく洗い出されていますか?
- 対象システムで取り扱わないデータ項目まで記述されていませんか?
- 業務ルールとして記述されているものと同じ内容が定義されていませんか?
- 情報源や利用想定箇所は正しく記載されていますか?(不明な場合はその旨記載されていますか?)
- 概念モデルやユースケース記述等、他の成果物で使われている言葉を用いて記述していますか?
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参考情報
- Karl.E.Wiegers (著), 渡部 洋子 (翻訳)「ソフトウェア要求」,日経BP社 ,2003年
- 実践的アプローチに基づく要求仕様の発注者ビュー検討会 (著)「失敗しない外部設計」,日経BP社,2008年
- スザンヌ ロバートソン (著), ジェームズ ロバートソン (著), 苅部 英司 (翻訳)「要件プロセス完全修得法」,三元社,2002年
- IIBA®日本支部 BABOK®翻訳プロジェクト「ビジネスアナリシス知識体系ガイド(BABOK®ガイド)Version 2.0」,IIBA®日本支部,2009年
- 渡辺 幸三 (著)「生産管理・原価管理システムのためのデータモデリング」,日本実業出版社,2002年
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