rcp-dd-01:データ項目
目的
  • 対象システムで扱うデータ項目(情報項目)の制約・要求等を明らかにします
メタ情報
成果物関連

入力成果物リスト
前準備
  • 企画や現状調査結果、他の入力情報等、対象業務やシステムのあるべき姿(ToBe)に関する資料や情報を入手し、理解を深めておきます
作成手順
No 作業 成果
1
  • システムへの入力や出力となる情報を調査し、制約や要求を定義しておく必要があるデータ項目を特定します。
    • システム化対象が扱うデータ項目
2
  • 個々のデータ項目についての制約や要求、情報源、利用想定箇所を記述します。
    • 制約や要求は箇条書きで簡潔に記述
    • 情報源が明らかでない場合は、「不明」として調査
    • 利用想定箇所が不明な場合も、「不明」として確定後に更新
      • システムで利用されないデータ項目は除外
3
ワンポイント・アドバイス
  • ここではあくまでデータ項目に関する「要求」を記述するに留めます。
    • システムで具体的なデータの扱い方(「型」やその他の制約)は、データモデルやUI設計の中で確定します。
  • 可能な限り概念モデルやユースケース記述等で使われている言葉を用いて記述します。
チェック・ポイント
  • 要求や制約を記述しておく必要があるデータ項目(情報項目)が漏れなく洗い出されていますか?
  • 対象システムで取り扱わないデータ項目まで記述されていませんか?
  • 業務ルールとして記述されているものと同じ内容が定義されていませんか?
  • 情報源や利用想定箇所は正しく記載されていますか?(不明な場合はその旨記載されていますか?)
  • 概念モデルやユースケース記述等、他の成果物で使われている言葉を用いて記述していますか?
参考情報

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