rcp-ddd-01:データ設計書
目的
  • 永続化対象データの詳細かつ具体的な設計を行い、(データベース等の)実装時の直接の入力情報とします
メタ情報
成果物関連

入力成果物リスト
前準備
  • アーキテクチャ設計書、設計クラス図、業務機能設計書等を入手し、そられの理解を深めておきます
作成手順
No 作業 成果
1
  • 表紙に、システム名と履歴を記述します。
    • 最初は「バージョン:0.1 改訂内容:新規作成」に
  • 目次を確認します。
2
  • 「1.はじめに」の内容を記述します。
    • 本書の目的、参照資料/文献
  • 「2.概説」の内容を、要件定義書、アーキテクチャ設計書や業務機能設計書等の内容を確認しながら記述します。
    • データ要件、データ設計方針
    • 利用する標準、技術及びツール、仮定と依存性
3
  • 設計クラス図の永続化対象クラス(この場合、modelパッケージ内)を特定し、物理データモデル(ER図)を作成します
    • モデリングツール(Enterprise Architect)を用いてER図を作成
    • 原則として、1つの設計クラスから1つのエンティティを作成
    • 実際に利用するデータベース等に合わせた型を使用
  • 作成したER図を「3.物理データモデル(ER図)」に貼り付けます。
  • ER図に基き「4.テーブル一覧」を作成します。
    • テーブルを「リソース系」と「イベント系」に分類
4
  • 「5.テーブル定義」の内容を記述します。
    • テーブル(エンティティ)毎にデータ項目を定義
5
  • 「6.CRUD表」の内容を記述します。
    • ユースケース・シナリオに対応する業務機能設計書(設計シーケンス図)の内容と、テーブルの「CRUD」関係を記入し、作成後利用されていないテーブルが無いか等を分析します
6
  • 必要に応じて、「7.インデックス定義」「8.ビュー定義」「9.容量計算」「10.テーブル物理配置図」等を作成します。
ワンポイント・アドバイス
  • 利用する永続化機構(データベース等)に合わせて、記述内容を調整して下さい。
チェック・ポイント
  • 適切な設計クラスに対して適切にテーブルが作成されていますか?
  • テーブル間の関係は適切ですか?(外部キーは正しく設定されていますか?)
  • データ項目の型は利用する永続化機構に合っていますか?
  • CRUD表で不自然に利用されているテーブルはありませんか?
参考情報

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