目的
- アプリケーション全体の物理構造を明らかにします
- 主要な構成要素(パッケージ)を導出します
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成果物関連
入力成果物リスト
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前準備
- 要件定義書や分析の結果を入手し、内容を理解しておきます
- モデリングツール等を準備し、パッケージ図を作成できる環境を整えます
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作成手順
1 |
- 要件定義書から、アーキテクチャに関する要件を確認します。
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2 |
- アーキテクチャに関する要件やアーキテクチャパターンを元に、アプリケーションの基本構造を検討します。
- 本レシピでは、Webシステムで一般的なレイヤー構造を採用
- 但し、NFR-002の効率性の観点からできるだけシンプルな構造に
- 2つのレイヤーとそれらで共通に利用される一つのパーティションで構成
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3 |
- 基本構造(レイヤーやパーティション)をパッケージで表します。
- コーディング規約に従ってパッケージ名を付けます
- アプリケーション全体の名前(サンプルでは'webordermanager')を決めます
- 各パッケージの責務をパッケージのノートに記述
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4 |
- 論理パッケージ図を元に、それぞれのパッケージ内のパッケージ構成を検討します。
- コーディング規約に従ってパッケージ名を付けます
- 各パッケージの責務をパッケージのノートに記述
- 相互依存、循環依存関係にならないよう注意します
- 必要に応じて各パッケージ内で利用されるcommonパッケージを作成します。
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全体
presentation
business
persistence
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5 |
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ワンポイント・アドバイス
- アプリケーション全体の主要な(大きな)構造に着目します。
- コーディング規約に沿ってパッケージ名やクラス名を命名します。
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チェック・ポイント
- 決定した基本構造は、要件定義の内容と矛盾しませんか?
- 分析の結果(論理構造図)が漏れなく配置できていますか?
- 各パッケージの責務は明確で、凝集性に問題はありませんか?
- パッケージ間で循環依存関係になっているところはありませんか?
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参考情報
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- 株式会社オージス総研 (著)「仕事の流れで理解する 実践!SOAモデリング 」,翔泳社,2007年
- Deepak Alur (監修), John Crupi (著), Dan Malks (著), 近棟 稔 (著), 吉田 悦万 (著), 小森 美智子 (著), トップスタジオ (著)「J2EEパターン 第2版」,日経BP社,2005年
- (株)グルージェント (著)「Google App Engine for Java [実践]クラウドシステム構築」,技術評論社,2009年
- Len Bass (著), Rick Kazman (著), Paul Clements (著), 前田 卓雄 他(翻訳)「実践ソフトウェアアーキテクチャ」,日刊工業新聞社,2005年
- サイモン ブラウン (著), ジェイソン フォークナー (著), ロッド ジョンソン 他(著), トップスタジオ (翻訳)「 プロフェッショナルJSP〈上〉基本編」,インプレス,2001年
- F. ブッシュマン (著), H. ローネルト (著), M. スタル他 (著),金沢 典子他 (翻訳)「ソフトウェアアーキテクチャ」,近代科学社,2000年
- スコット・W. アンブラー (著),落合 修 他(翻訳)「UML2スタイルガイドブック」,エスアイビーアクセス,2006年
- クレーグ・ラーマン (著), 依田 智夫 他(監訳)「実践UML 第3版 オブジェクト指向分析設計と反復型開発入門」,ピアソンエデュケーション,2007年
- Grady Booch (Author), Robert A. Maksimchuk (Author), Michael W. Engel (Author)他「Object-Oriented Analysis and Design with Applications (3rd Edition) 」,Addison-Wesley Professional,2007年
- エリック・エヴァンス (著), 今関 剛 (監修)「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」翔泳社,2011年
- C.T. アーリントン (著),ウルシステムズ株式会社 (翻訳)「UMLによるエンタープライズJava開発」,翔泳社,2002年
- グラディ ブーチ (著), 羽生田 栄一 (翻訳),「UMLユーザーガイド」ピアソンエデュケーション,1999年
- David S.Frankel (著), 日本アイ・ビー・エム TEC-J MDA分科会 (著)「MDA モデル駆動アーキテクチャ 」,エスアイビーアクセス,2003年
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