説明

• 企業や組織においてアーキテクチャと呼ばれるものは、大きく「エンタープライズ・アーキテクチャ」と「（対象システムの）アーキテクチャ」に分けられます。
• エンタープライズ・アーキテクチャは、企業や組織全体のビジネス構造や機能に関するもので、企業や組織の全ての情報システム（対象システム）に影響を与えるものです。
• 対象システムのアーキテクチャは、対象システム全体の構造や共通のメカニズム（アプリケーション・アーキテクチャ）やシステム基盤に関するもので、対象システムのアプリケーションに共通の制約や機能を与えます。Kaleido Modelingプロセスにおいて、単に「アーキテクチャ」と表現した場合は、こちらを指します。
• 「アプリケーション」は、対象システムのアーキテクチャを利用して、システムのサービスを実現する部分です。別の言い方をすれば、アーキテクチャ以外の部分が「アプリケーション」になります。